2/7(月)の夕方、おいら宛にクール宅急便で久寿餅が届きました。
久寿餅と書いて、くずもちと読みます。
川崎大師の名物で、老舗『住吉』(http://www.kuzumochi.com/)という店のものです。
おいらって、くずもちというと、葛餅かと思っていたのですが、くずもちにも歴史があるらしく、葛餅と久寿餅とがあるようです。基本的には、材料(原料)の違いです。
くずもちの歴史やいわれなどは、上記住吉のサイトで詳しく紹介されておりますので、興味がある方は、そちらをご覧下さい。(リンクは、貼りませんが・・・。)
おいらは、くずもちについて全くの無知だったのですが、興味深い内容で、おもしろく読ませてもらいました。ついでに、その歴史を知った上で久寿餅を食べると、その歴史の重みが感じられ、ただ食べてしまうより、よほどおいしくいただけますよ。こういうことって、大事でしょ!
で、そもそもなぜ久寿餅を頂いたのかというと、今年の正月のMt.Naebaスキーツアーの時のことです。
元日の夕方、あまりの吹雪と寒さのために16時の時点で宿に戻ることにしたんですが、ちょうど第2ゴンドラ乗り場付近で初老の夫婦にシャッターを押してもらえませんかとデジカメを渡されたんです。(お二人とも50代か60代くらいに見えました。)
おいらは、それを快諾して渡された日立製のデジカメで二人を写そうとしたんですが、なんとシャッターが押せない!
どうやら、既にバッテリがほとんど無くなっていたようなんです。寒かったので、バッテリがまともに動作しなかったとも考えられます。とにかく、何度か写そうと試したんですが、デジカメの電源こそ入るんですが、シャッターボタンは押せません。フラッシュ無しなら、写せるぐらいのバッテリが残っていたかもしれませんが、夕方の時刻で、既にまわりはかなり暗くなってきており、フラッシュ無しではまともに写らない状況。どうにもなりません。
聞いてみたら、奥様はその時が初めてのスキーだったそうで、年末から数日間プリンスホテルに滞在していたそうです。夫婦そろってのショットが1枚も無かったということで、最後の最後においらに頼んだのが、記念すべき夫婦そろってのショットとなるはずだったんですが、バッテリが・・・。
このままでは、ちょっと後味悪いなーと思ったので、PCでのメールの送受信が可能かどうか聞いてみました。
すると、メールアドレスを忘れてしまったけど、メールはできますとのことだったので、おいらのデジカメで撮影しておいて、おいらのメールアドレスを教えて、自宅へ帰ったらカラのメールをおいら宛に送ってもらうことにしました。そうすれば、おいらからデジカメのデータを送ることができるので。
とりあえず、おいらのデジカメで記念撮影した後、ご主人がホテルのフロントまで行ってメモ紙とペンを借りてきてくれたので、それにおいらのメールアドレスを書いて渡しました。
1/7(金)の夕方、その方からメールが届きました。で、おいらはデジカメで写した画像を送りました。
無事に、記念すべきショットを送り届けることができたんです。
で、そのお礼が、久寿餅として届いたって訳です。そのご夫婦は、川崎市で歯科医院をやっているとのことで、川崎の名物を送ってきてくれたんです。
それにしても、やけにうまいわ!たかだか小麦粉の澱粉を固めたものに黒蜜と黄粉をかけてるだけなんだけど・・・。
以前は、和菓子ってあまり好きでは無かったんですが・・・。
おいらも年をとったということか。
2005年02月09日(水)
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