PC異常の経緯と対応 まとめ!

今回、画像はありません。
今後のことも考えて、06月25日(土)に異常となったPCについてまとめることにしました。
異常の症状:
  01.06月25日(土)。朝から気温30度超。
      PCの電源を入れたのですが、ログオン画面がでるまでにずいぶん時間がかかりました。
  02.ログオンしてからも、全てのアイコンがまともに表示されるまでかなり時間がかかりました。
  03.どのソフトを起動しても、画面上にまともに表示されるまでにかなり時間がかかりました。
      (特に、IEやOutlookなど、マイクロソフト系のソフトは、やけに長い時間がかかりました。)
  04.マウスカーソルの反応が鈍くなりました。
  05.タスクマネージャを見たところ、CPU負荷率が常に80〜100%となっていました。
  06.PCを再起動しても症状は、変わりませんでした。
異常への対応:
  01.内蔵HDDに対して、CHKDISKを実行。 => 開始から終了まで26時間かかりました。
      => ちょっとは良くなりましたが、あくまでちょっとだけ。まともに使える状態には戻りませんでした。
  02.外付けHDDを購入し、内蔵HDDのバックアップをDVD-Rで取得後、内蔵HDD内のデータファイルを外付けHDDに移行。
  03.PCは、熱に弱いことを知っていたので、PCに冷風扇で冷風を送るように工夫。
      さらに、EVEREST Home EditionってソフトでPC内部温度を監視し始める。
  04.内蔵HDDに対して、デフラグとCHKDISKを実行。 => 半日程度で終了。動作は、かなり良くなったが、まだ変!
  05.システムの復元ってのを実行。 => OSの動作は、正常に戻ったが、PC全体の動作は、鈍いまま。
  06.PC内部の温度(CPU温度と勘違いしていたが、内蔵HDDの温度)が、異常に高いことが判明。
  06.イベントビューアで、内蔵HDDに関するエラーが出ていたことが判明。
  07.内蔵HDDの寿命がそもそも異常の元凶と判断し、内蔵HDDを購入し交換することを決断。
  09.新しい内蔵HDDに付属の引越しソフトで、内蔵HDDを移行。  => 全て元通り!
ってな感じです。

異常発生当初、内蔵HDDを真っ先に疑いました。
ところが、CHKDISKとデフラグを実行して、ちょっとは効果があったのと、CHKDISKとデフラグ実行時にエラーメッセージが何も出なかったことから、別の箇所を疑いました。
PCの動作が鈍くなる原因として、AMD製CPUの異常発熱が考えられたので、調べて見たら、確かにPC内部に異常高温の箇所がありました。てっきりこれをCPUの異常発熱と思い込み、その原因を探っていたのですが、これが実は、CPUではなく、内蔵HDDの温度だったんです。
そして、イベントビューアで内蔵HDDの異常を示すメッセージを発見し、全ての謎が解けました。
  01.内蔵HDDが、寿命のために高温を発するようになった。動作速度も遅くなった。
  02.内蔵HDD上のデータの一部(WindowsXPシステムファイルの一部)が、壊れていた。
このために、PC全体の動作は鈍くなり、WindowsXPというOSとしての動作も異常だったんです。
CPU負荷率が上昇したのも、内蔵HDDをページファイルの保管場所として使用するからでしょう。

失敗したなーと思っているのは、イベントビューアを見るのが、遅くなったこと。
異常を感じたら、まずイベントビューアを確認することをすすめます。
イベントビューアを見て、異常の原因を突き止め、部品交換が必要かどうかを的確に判断することが大事です。
今回は、イベントビューアを確認するのが遅くなったがために、内蔵HDDが元凶で、交換が必要だと判断するのが、遅れたんです。
最初にイベントビューアを見てれば、外付けHDDを購入することは、無かったでしょうし、異常発生から1週間程度で復活できてたと思います。
(遅かれ早かれ、いずれは購入することになったような気がするので、外付けHDDを購入したこと自体は、良いんですけど・・・。)
内蔵HDDを交換して、1週間が過ぎました。PCは、全く問題無く動作しております。
でも、常に冷風を送るようにしていますし、PC内部の温度管理もしています。
あっ!この一連の作業で、ずいぶん自分のPCについて、学びましたよ。失敗もしてみるもんですよ。
失敗から得るものは、大きい!

2005年07月25日(月)

Back to HOME