なかなか興味深いデジカメ画像比較!
昨年末から、コンパクトデジカメを使用しています。 2005年04月09日(土) |
判定は、オリジナル画像をPCのディスプレイに表示して感じたものです。 (640×480ほどのサイズでディスプレイに表示して判定しました。紙への印刷は、してません。) ネットで公開している画像は、520×390にサイズを縮小して、1枚のファイルサイズが、 100KB前後になるようにJPEG圧縮しています。(だから、良し悪しがわかりにくいよね。) ちなみに、C-700 UltraZoomは、SHQ(1600×1200)サイズのフルオートモードで撮影しました。 画像ファイルは、低圧縮JPEGで、フルオートモードでの最高画質・最大サイズです。 プログラムモードにすれば、非圧縮のTIFFが選択でき、さらに画質は良くなるはずですが、 DiMAGE XgがJPEGでしかファイルを作れないのと、そもそもどちらもフルオートで 最高画質・最大サイズでの撮影としたかったので、TIFFにはしませんでした。 DiMAGE Xgは、フルオートシーンセレクタモードで撮影しました。 画像サイズは、2048×1536で、画質は、ファイン。(つまり、Xgの最高画質・最大サイズです。) 最高画質・最大サイズで撮影した時のオリジナル画像ファイルサイズは、C-700が、1枚あたり1,000KB前後。 どのような状況でも、ほぼこのサイズです。 Xgは、900〜2,000KBと状況によりかなりばらつきがありますが、今回の撮影では、1,000〜1,500KBでした。 今回の撮影で、C-700は、86枚。Xgは、107枚写しました。 (C-700は、記録媒体が64MBのスマートメディア、Xgは、512MBのSDメモリカード使用。) また、C-700は、211万画素で光学10倍ズームとデジタル2.7倍ズームがありますが、フルオートモードの場合、 デジタルズームは使用不可となるので、10倍の光学ズームのみ使用しています。 Xgは、320万画素で光学3倍ズームとデジタル4倍ズームの両方を使っています。 (といっても、どちらもほとんど光学ズームのみ使用です。) 2機種の詳しい仕様は、ネットで検索してみてください。簡単にヒットするはずです。 比較してみてわかったことは、どちらのデジカメも向き不向き、得意不得意があるってこと! デジカメとしての良し悪しでいえば、どちらも十分に良いです!どちらも十分高画質です。 DiMAGE Xgの性能に、ちょっと疑いを持ち始めていたのだけれど、これは間違いでした。DiMAGE Xgは、素晴らしい! ただし、限界はある!それを理解した上で使うしかないってことですな。 DiMAGE Xgの良いところは、抜群の携帯性。そして、撮りたい時にサッと出してサッと写せるところ! ズームを使用しない広角での撮影も、Xgの方が良いです。(後出しだし、画素数も多いんだから当然か!) (でも、得意なのは、やっぱりポートレートかな。) あるけどあまり使えないのが、ズーム!携帯性を良くした分、犠牲になってる部分かな。 気になるのは、画像上両端に発生する"ケラレ"。(これが良い効果になってくれることもあるんですけどね。) 今回、驚かされたのは、C-700 UltraZoomの性能! 2001年04月発売のたった211万画素のこのデジカメが、写すって基本性能に関して、これほど高性能だったとは! 重さを含む携帯性の悪ささえ苦にしなければ、手に持ったままでカシャカシャと簡単に良い写真が撮れちゃいます。 もちろん、サービスサイズ以上のサイズで紙に印刷すると、ボロが出ちゃうと思うが、PC上で見る分には、十分です。 ズームも気兼ねなく使えるしね。 上記の画像で、最もC-700の良さが出ているのは、No.06、No.16、No.20です。 No.06に関しては、同じ画像をXgで撮ろうと思ったら、脚立と三脚が必要です。 No.16は、結構驚きの画像!ピントがあってる部分とあってない部分がでちゃうのは、カメラならしょうがないはず なんだけど、なぜか全体的にうまくピントがあっていて、すごく自然に撮れました。 No.20は、10倍ズームの威力!コンパクトデジカメでは、絶対無理! デジカメ購入を考えている方で、それほど携帯性を重視しないのなら、光学ズームが10倍以上あるC-700の後継機種を おすすめしますよ! (Xgほどではありませんが、C-760とC-770は、C-700よりよほどコンパクトです。) 逆に、携帯性を重視するなら、このシリーズは、問題外! スキーへ行く時に持っていくのは、絶対Xg!普段、ちょっと出かける時に持っていくのも、Xg。 ドライブへ行くなら、両方持っていきます。 結婚式とか卒業式とか運動会等なら、やっぱり両方持っていくけど、C-700がメインかな。 マクロな撮影は、Xgはできますが、C-700は別売りのコンバージョンレンズを付けないとできません。 DiMAGE Xgを購入した時は、ちょっとしたらC-700 UltraZoomを手放そうかと考えていたんですが、 今回の結果を見て、やはり両方使い続けることにします。 両方をうまく使い分けていくのが、一番良いみたい! 車も、スキーの板も、ギターもそうだけど、道具って1台で全てを満たすことって、やっぱり難しいのよね。 こんな結論で良かったのだろうか・・・。 ご意見・ご感想があれば、遠慮なくどうぞ! |