スキー編のMessage from Habtzを書き終えて、アップが終わったら、雨降りで暗かったはずの外が
明るくなってきました。18:15のことです。
雨が降っていたはずなのに、いや、まだ降っているのに、外が明るいということは・・・。
すぐにデジカメを持って外へ出ました。
空を見渡すと、南東方向にうっすらと虹が見えました。
『予感的中!』
デジカメのシャッターを切りました。
虹は、時間と共にうすれるどころか色が濃く、だんだんとはっきりと見えるようになり、
ついには、東から南東まで見事な7色の橋となりました。
ひどい傷を負って、瀕死の状態のまま姿を消した母猫ミミ。
既に逝ってしまったのか、まだ生きているのかわからずでしたが、
虹を見て、逝ったのだと感じました。
ミミが最後に見せてくれたんでしょう。
無事、逝ったということなんでしょう。
ミミは、ひどい怪我でした。
水を飲ませようと口元に水を近づけても、顔を背けました。
おいらは、顔を背けるミミを見て、
『もしかしたら人間不信になっているんじゃなかろうか。
おいらのことを恨んでいるのではなかろうか。
裏切られたと思っているんじゃなかろうか。』
と、気になっていました。
10年間ウチで暮らしてきて、最後に人間に裏切られるような形で傷を負いましたから、それも当然かもしれません。
おいらは、苦しんでいるミミの名前を呼び、なでるぐらいしか出来ませんでしたから・・・。
昨晩、ミミの姿が見えなくなってから、『ついにこの時が来たか。もうこれまでか。』と覚悟しました。
と同時に何かズシリと重たいものを背負ってしまった気がしていました。
もしかしたら、ずっと背負い続けなければいけないのかとも思っていました。
でも、虹を見て、それが全て消えてなくなりました。
おいらが勝手にそう感じているだけかもしれないが、ミミは怒っていないと、恨んでいないと思えます。
だから、虹を見せてくれたんだと・・・。
『ミミ、ありがとう。』
虹が見えていたのは、18:15〜18:30ぐらいまでの間です。
同じような画像ばかりでごめんなさい!
(クリックしても、大きい画像は別表示されません。)
2005年05月18日(水)
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