ビデオデッキ故障! でも、自分で修理!!!       2006/07/21(金)

10年以上使っていたビデオデッキが、3台とも使用不可となってしまいました。
テープの出し入れがまともに出来ないんです。

場合によっては、テープが内部に引っ掛かってしまって、テープが取れなくなっちゃうほど!
テープをまともにセット出来たとしても、早送り・巻き戻し、
さらには再生が出来ないというぐらいにまでなってしまいました。

さすがに、それでは困るので、とりあえずフタを開けて、内部を見てみることにしました。
そしたら、3台とも基本的には、同じ原因だということが判明しちゃって、ビックリ!

本来なら、テープを入れたら、カセットからテープが引き出され、
ヘッドと呼ばれる部品にまきつくようにテープがセットされるはずなんです。

ところが、テープをヘッドまで運ぶ部品が、途中で止まってしまうんです。(画像No.04参照)

そのおかげで、まともに動作しないし、テープを出そうとした時には、
きっちりテープがカセットに巻き取られず、変なところに引っ掛かっちゃうというわけです。

で、いろいろ観察したところ、3台のうち2台は、モーターと歯車を連結しているゴムが
劣化してスリップしており、回るものが回ってないことがわかりました。
そいつを交換したら、それだけでまともに動作するようになりました。

また、オートローディングに支障があった東芝製S-VHSビデオデッキに関しては、
やはりオートローディングをコントロールしているモーターと歯車を連結しているゴムを
交換することで解決しました。

唯一、日立製のS-VHSビデオデッキだけは、修理出来ませんでした。
構造的に、かなり分解しないと、問題の部分をいじれないようになってるんです。

で、かなり分解しちゃうと、おいらの知識と技術では、
戻せなくなる可能性大なので、やめることにしました。

ただ、まともに動作してくれてない部分は、わかっているし、その部分は、
フタさえ開けとけば、直接見えるし、いじれるので、
日立製のビデオデッキを使う時は、フタを開けて、途中で止まってしまう部品を
手動で無理矢理本来の位置まで移動させれば、それでなんとかなっちゃいます!
なので、そういう使い方をしようと思っています。

とりあえず、2台が普通に動作するようになったので、買い換えとかせずに済みそうです!
どうなることかと思ったけど、やってみるもんだわ!

2006年07月21日(金)

No.

画 像

コメント

No.01

1台目は、もらいものの三菱製VHSビデオデッキ。
もともと黒いゴムが付いていましたが、
大きさがほぼ同じだったオレンジ色の輪ゴム
と交換しました。

No.02

2台目は、東芝製のS-VHSビデオデッキ。
これももともと黒いゴムが付いていましたが、
普通の輪ゴムと交換しました。
しかも、輪ゴムAの方は、
大きさが合うものが無かったので、
小さい輪ゴムを2重にして使いました。
いつ、ぶっちぎれてもおかしくない!
モーターAと輪ゴムAは、
ビデオカセットの出し入れ(ローディング?)
のための部品です。

No.03

上の画像では、輪ゴムBの方がわかりにくいので、
輪ゴムBの方のアップの画像も撮ってみました。
必ず、モーターと別の歯車をゴムで結んでるわけです。
技術的には、ゴムで結ばなくても、
歯車同士で直接連結する等出来ると思うのですが、
ここでわざと信頼性と品質を落として、
ビデオデッキとしての寿命を
短くしてるように思えますね。
ま、短いといっても、10年以上経過してますが・・・。
ビデオデッキの寿命を10年として設計してたとすると、
これで十分なわけですな。

No.04

3台あるビデオデッキは、
全て同じ症状で使えなくなりました。
本来なら、テープを入れたら、カセットから
テープが引き出され、画像の左下付近から左上の
位置まで引っぱられていってセットされます。
ところが、きっちり左上まで行かずに半分ぐらいの
場所で止まってしまうんです。
ウィーーーンって音だけはするんですけどね。
で、モーターと歯車を連結しているゴムを交換したら、
まともに動作するようになったわけです。
日立製のS-VHSビデオデッキに関しては、
症状は同じなんですが、ちょっと内部の仕組みが
違うようで、どこをいじれば良いか不明で、
直せませんでした。くやしい!

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