10年以上使っていたビデオデッキが、3台とも使用不可となってしまいました。
テープの出し入れがまともに出来ないんです。
場合によっては、テープが内部に引っ掛かってしまって、テープが取れなくなっちゃうほど!
テープをまともにセット出来たとしても、早送り・巻き戻し、
さらには再生が出来ないというぐらいにまでなってしまいました。
さすがに、それでは困るので、とりあえずフタを開けて、内部を見てみることにしました。
そしたら、3台とも基本的には、同じ原因だということが判明しちゃって、ビックリ!
本来なら、テープを入れたら、カセットからテープが引き出され、
ヘッドと呼ばれる部品にまきつくようにテープがセットされるはずなんです。
ところが、テープをヘッドまで運ぶ部品が、途中で止まってしまうんです。(画像No.04参照)
そのおかげで、まともに動作しないし、テープを出そうとした時には、
きっちりテープがカセットに巻き取られず、変なところに引っ掛かっちゃうというわけです。
で、いろいろ観察したところ、3台のうち2台は、モーターと歯車を連結しているゴムが
劣化してスリップしており、回るものが回ってないことがわかりました。
そいつを交換したら、それだけでまともに動作するようになりました。
また、オートローディングに支障があった東芝製S-VHSビデオデッキに関しては、
やはりオートローディングをコントロールしているモーターと歯車を連結しているゴムを
交換することで解決しました。
唯一、日立製のS-VHSビデオデッキだけは、修理出来ませんでした。
構造的に、かなり分解しないと、問題の部分をいじれないようになってるんです。
で、かなり分解しちゃうと、おいらの知識と技術では、
戻せなくなる可能性大なので、やめることにしました。
ただ、まともに動作してくれてない部分は、わかっているし、その部分は、
フタさえ開けとけば、直接見えるし、いじれるので、
日立製のビデオデッキを使う時は、フタを開けて、途中で止まってしまう部品を
手動で無理矢理本来の位置まで移動させれば、それでなんとかなっちゃいます!
なので、そういう使い方をしようと思っています。
とりあえず、2台が普通に動作するようになったので、買い換えとかせずに済みそうです!
どうなることかと思ったけど、やってみるもんだわ!
2006年07月21日(金)
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